秋田県仙北市は、県の東部中央に位置し、岩手県と隣接している地域で、中央に水深日本一を誇る田沢湖があり、東に高山植物が豊富な秋田駒ヶ岳、南は仙北平野へと開けている自然豊かなまちです。
市の総面積109,356haのうち約83%を森林が占めており、そのうち、スギを主体とした人工林の面積は13,704haとなっており、現在まで適正に森林整備が行われてきました。森林施業については、収益性の高い林業経営を目指して、施業の集約化を進めるなど良質材の育成、生産を推進します。また、木材の生産コストの低減、森林の維持、管理費用の軽減を図るため、林道の整備、作業道の整備を進めています。秋田林業大学校での研修を支援し担い手の育成を図りながら、従事者の若返りや新規就業につなげます。
地元産木材の利活用を拡大する等、供給の安定化や流通体制の確立に努め森林・林業の発展を目指しています。