日光市には40,000㏊を超える人工林があり、古くは、切り出した木材を大消費地の江戸に河川を使って運び、建築用材として使われたことから、人工造林が盛んになったといわれています。夏季の多雨多湿と冬季の冷涼で降雪の少ない気候が育んだ日光のスギやヒノキは通直な材が多く、建築用材をはじめ、家具や建具など様々な用途に使用されています。
日光市の針葉樹の材積量は1,400万トンで、木造住宅60万戸に相当します。また、二酸化炭素の推定年間吸収量は27.6万トンでガソリン車12万台の年間排出量に相当します。
日光市は「伐って、使って、植えて、育てる」森の循環を促進するため、森林認証制度を通して持続可能な森づくりと木材生産に取り組んでいます。