本村は総面積109.44K㎡、森林面積は102.06K㎡です。村有林は、平成30年に森林認証「SGEC」を取得し、オリンピックパラリンピック選手村ビレッジプラザの建築材にヒノキを提供するなど、認証材のPRと普及に努めています。本村の人工林の多くが伐期を超えており、資源を有効活用すると同時に、循環利用に向けて計画的に再造林していくことが必要となっています。しかし、長期にわたる木材価格の低迷から、所有者の経営意欲が減退しており、十分に管理が行き届かない人工林の増加が懸念されています。また、林業従事者の高齢化や後継者不足が課題となっています。本村では、林業を取り巻く様々な課題に対応するため、地域の森林組合等による森林施業の集約化、低コスト一環施業による効率的な造林作業システムの実証、搬出木の運搬補助、林業機械の導入・貸与及び関係機関との連携による人材の確保等に取り組んでいます。