八女市は福岡県の南部に位置し、南は熊本県、東は大分県との県境に面しています。
市の65%を占める森林は福岡県内一の広大な面積を誇り、市の東部では古くからスギを中心とした針葉樹の植林を奨励していたことから、民有林の78%がスギ、ヒノキで占めています。このような豊富な森林資源を守り育てていくために、森林の適切な保全・管理や森林資源の利活用促進などにより、森林の多面的機能の維持・向上と林業経営基盤の強化を推進しています。
豊富な降水量と肥沃な土地に恵まれた八女スギは生育がよく、建築材としては心材に赤みが多く艶があることや、磨き丸太材においては通直で真円性に優れています。

