古くから「木国」(きのくに)と呼ばれてきた紀州・和歌山県。
緑豊かな山々で長い歳月をかけて良質な木が育てられ、木材づくりが受け継がれてきました。
戦後植樹された高齢樹の杉や桧、そのほとんどが建築材です。日本有数のブランド材と知られる「紀州熊野材」は、住まいづくりに適した木材としてその強度と質感をはじめ、さまざまな特性が認められ、木材の品質を数値化する数多くの測定試験でも高評価を獲得しています。
協定自治体の紹介
役所所在地 | 〒647-8555 新宮市春日1-1 |
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みなとモデル担当部署 | 建設農林部農林水産課 |
- 電話番号 | 0735233351 |
- FAX番号 | 0735228560 |
ホームページ | http://www.city.shingu.lg.j... |
自治体面積 | 25543 ha |
人口 | 31769 人 |
首長:新宮市長 田岡 実千年 (シングウシチョウ タオカ ミチトシ)
林業・木材産業データ
森林面積 | 23320 ha |
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森林率 | 91 % |
主要樹種 | スギ、ヒノキ |
林業・木材産業従事者数 | 114 人 |
林業・木材産業事業者数 | 67 |
木材利用方針 | PDFダウンロード |
森林認証:1 | |
森林認証:2 |
古くから「木国」(きのくに)と呼ばれてきた紀州・和歌山県。
緑豊かな山々で長い歳月をかけて良質な木が育てられ、木材づくりが受け継がれてきました。
戦後植樹された高齢樹の杉や桧、そのほとんどが建築材です。日本有数のブランド材と知られる「紀州熊野材」は、住まいづくりに適した木材としてその強度と質感をはじめ、さまざまな特性が認められ、木材の品質を数値化する数多くの測定試験でも高評価を獲得しています。
本市では、森林資源の有効活用を推進するべく、木質バイオマスを利活用して、森林資源を余すことなく活用できるシステムの構築を図っています。
具体的には、製材事業所から発生するバークやおが粉をタオ熊野協同組合で集積し木質パウダー燃料及びバーク堆肥の製造を行っています。
木質パウダー燃料については市内の温泉宿泊施設「高田グリーンランド雲取温泉」で燃焼利用しています。
このように木質パウダー燃料燃焼ボイラーの導入により、未利用木質バイオマスの有効活用と二酸化炭素排出削減に取り組んでいます。
はるか昔より人々が深遠なる祈りをこめ、来世へ安らぎを求めて果てしない道程を旅する熊野詣。
その主な目的地は熊野の冬を彩る勇壮な火祭り「お燈まつり」で知られる神倉神社をはじめ、「川の参詣道」として知られる熊野川を背にした朱色に美しく輝く社殿「熊野三山」の一つである熊野速玉大社などがあります。
そこは自然崇拝に根ざした神道、外来の仏教、その両者が結びついた修験道等多様な信仰形態を育んだ神仏霊場であり訪れる人を温かく迎え、遥かなる歴史と伝統を今に伝えてきました。
熊野信仰源流の聖域、「新宮」はここから始まります。
観光協会URL: http://www.shinguu.jp/
新宮市出身の作家、詩人である佐藤春夫が「ふるさとで一番美味しい物は一に“めはり”二に“さんま”」と語ったように「めはり寿司」と「さんま寿司」は新宮を代表する味です。
さらに、古くから保存食として伝わる「なれ寿司」があります。
「なれ寿司」は鮎やさんま等を発酵させて作るため独特のうまみを醸しだし大切に食されてきた郷土料理です。
また、徐福が求めた霊薬といわれる「天台烏薬」の樹葉を使った徐福茶など徐福オリジナルブランドがあります。