葛巻町は、町の面積43,499ha、その85%を森林が占め、周囲を1,000m級の山々に囲まれた緑豊かな高原の町です。緑豊かな森林は、国土保全、水源かん養、二酸化炭素吸収など多面的な機能を有しており、その先人から受け継いだ我々の貴重な財産である森林を守り育てていくため、「葛巻町ふるさとづくり基金」を創設し、持続可能な循環型林業の構築に取り組んでいます。
また、企業の森づくり活動や子供林業体験等を通じて、日常生活に森林資源を生かす工夫や、森林とのふれあいの機会の拡大に取り組んでおります。
平成23年6月には、「岩手くずまき高原カラマツ認証協議会」を立ち上げ、葛巻産カラマツのブランド化と流通拡大、利用促進に取り組むとともに、認証制度による林業のトレーサビリティを確立し、安全安心な木材供給体制の構築に努めています。