村の96%を占める山林は、村人が古くから人工造林を行い、入念な手入れによって育て上げてられてきました。
また、山林がほとんどを占める本村では、毎年安定した生産を行うため生み出された密植栽培と、70~80年といった長い年月を待たず、その間に何回もの間伐を行い、最終の伐採には良材を仕立てるという集約林業が進められ、吉野林業の中心地として栄えてきました。
本村は、土地が肥えていて、雨量も多く、気候が温暖ということから、林業は昔から村の主産業として発展し、吉野材の良材を生産し役割を果たしてまいりました。