登米市は宮城県の北東部に位置し、市の総面積の41%を森林が占め、南北に市を3等分するように北上川と迫川が流れ、豊富な水に支えられた広大な水田地帯が広がっています。また、水鳥の生息地として国際的に重要なラムサール条約指定登録湿地の伊豆沼・内沼があり、豊かな水辺を有した水と緑に恵まれた地域となっており、その豊かな自然は、2021年放送のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の舞台となりました。
この豊かな自然を次世代へ引き継ぐため、登米市では2016年にFSC森林認証を取得し、現在では市内森林組合等と登米市森林管理協議会を立ち上げ、持続可能な森林経営と登米市産材の需要拡大を図っています。
また、スギ材を組合せた矢羽集成材を活用した木工芸品は地域の特産品として道の駅などで販売するなど、植えて、伐って、使う資源循環サイクルの構築に取り組んでいます。