鹿沼市は栃木県の中心部からやや西南に位置しており、市の約69%が森林に覆われています。そのうち、スギ、ヒノキを主体とした人工林の面積は24,413haあり、人工林率は76%と県内有数の林業地帯となっております。この恵まれた資源により、古くから伝統技術を活かした木工建具産業が盛んな「木工のまち」として知られています。2016年6月には市内の事業者が団結し、「鹿沼市森林認証協議会」を設立してFMおよびCoCのグループ認証を取得しました。2021年3月現在で市内9,393haの森林と、11の加工・流通事業体が森林認証を取得しております。また、首都圏から百キロ圏にあり、北関東自動車道と東北縦貫自動車道に近接しているという地理的優位性により、木材流通のさらなる発展を目指しています。