本村の総面積の約94%に当たる24,249haは森林で占められ、うち73%に当たる17,749haは国有林であり、国内でも希少財産となっている天然秋田杉等の豊富な森林資源を育んでいます。
一方、森林面積の27%に相当する6,500haが民有林であり、約2,000haの公有林が経営されるなど、古くから財産形成に意欲的に取り組んできたことから、人工林比率は秋田県平均を大幅に上回る72%にも達しており、全国的にも秋田杉の主産地となっております。
特に国有林においては、昭和36年頃、国有林管理に村民のおよそ800人が従事し、雇用の場として村の経済を支えてきました。
なお、今年度発行予定のオフセットクレジット(J-VER)による追加的資金を活用して、持続的な森林管理、整備等を進めていくことにより、林業の活性化、雇用創出、生物多様性、水源地保全、新分野への取り組みを図ります。